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【記事】季節の養生に枸杞の実を取り入れよう

ついこの間新年を迎えたと思いきや早いもので明日からもう2月ですね。そして、3日は
節分そして4日には立春がやってきます。節分はその名の通り季節を分ける日、境界日で
あるため、正確には春夏秋冬で年4回あります。しかし、二十四節気ラストの大寒と旧暦
のスタートの立春を分ける春の節分は大晦日のようなもので季節の行事として生活に定着
しています。さて、鬼門に住む鬼に豆を投げて邪気を払い無病息災を願う豆まき。私は幸
いまだ鬼には遭遇したことはありませんが邪気にはよく遭遇します。実は邪気はすぐそこ
にいる厄介な存在です。邪気とは「風、寒、暑、湿、乾、火」の6邪兄弟。節分を境に手
足の冷えなどを起こす冬の寒邪と頭部に変異(頭痛、鼻づまり、喉の不快感、めまいなど
)をおこしやすい風邪が虎視眈々と活躍の場を求めています。これを悪化させると火邪と
なり身体中を火あぶりにして、高熱、赤み、腫れなどいろんな悪さをします。このやっか
いな邪気に対抗できるのは気です。なんと節分で活躍する大豆は身体の気や血の原材料を
供給する大切な脾臓を補い、さらに消化不良や無気力の時の手助けもする優れものなんで
す。ぜひ福豆としてそのままでも、豆ごはんや豆菓子などにして美味しく召し上がってく
ださいね。そのお供のお茶に、冬春に関連する腎肝を補う「枸杞の実」を入れてみるのも
おすすめです。少しずつ春に向けての身体づくりを始めるのも良い時期です。個人的には
節分で「暴飲暴食」を払い新たな気持ちで再スタートをまた始めたいと思っています。

枸杞のみ USDA認定枸杞